2014年06月27日
コウノトリ(J0057)情報(浜ちゃんとの再会)
小雨が降る午前4時54分、
コウノトリ(J0057)は西の鉄塔を離れました。
4爺は皆すぐ下に降りたと思って「梅畑」方面を探しますがいません。
ひょっとしたら低く飛んで鳴滝川を越えたかと思い、
園部の水田に向かいました。
その時の気分でどこへ行くのかわかりません。
水田では早苗がきれいに揃った水田と
両脇の休耕田との間を行き来しながら盛んに朝食でした。
今朝はうれしいお客様が「和歌山コウちゃん」に会いにきてくれました。
このコウノトリは生まれた頃は「浜ちゃん」と呼ばれていました。
その名付け親のお一人、
京都のNPOコウノトリネット京丹後の辻田事務局長が来られました。
辻田さんは所要で和歌山市に来られていて、
今朝は数キロ離れた宿泊先から歩いていこられました。
これにはビックリしましたが、いつも歩いているので苦にならないそうです。
4爺観測隊はすでに解散したあとでしたが、
「浜ちゃん」はちゃんと同じ水田で待っていてくれました。
「もっと近寄れますよ」と言いますと、
「丹後では信じられない」と驚きながら写真を撮っていらっしゃいました。
「和歌山コウちゃん」の産まれた頃を知っていらっしゃるお一人です。
近々京丹後では皆さんが一生懸命作られた
深さ50㎝のビオトープにドジョウを大量に放流するそうです。
そんな大変な努力を重ねながら
コウノトリの生息環境を守っていらっしゃいます。
「和歌山コウちゃん」がこの先も定着することになれば
京丹後の皆さんの活動がきっと大きな参考になると思います。
(2014/06/27 AM4:49~7:01 和歌山市)
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