2014年06月03日
コウノトリ(J0057)情報
「早苗饗や煮炊きのかまど火の粉あげ」鷹羽狩行
周辺で一枚だけ田植えが終わった田んぼに
今朝もコウノトリ(J0057)は降りました。
やはり水田が恋しいのでしょう。
私の実家も農家で、まだ田植機がない子供の頃の田植えというのは
一家・親戚から助けてもらいながらの一大行事でした。
当時の手植えの苗は、田植えの時にはすでにかなり伸びており、
植えたばかりの田はさながら
「緑の絨毯」をパッと敷き詰めたような瑞々しさがありました。
今朝もコウノトリが舞い降りた田は、
まだ植えたばかりの小さな苗が弱弱しく風に揺れていました。
その中を苗を踏まずに器用にまたぎながら歩いていきます。
しかしここにはまだ餌がありません。
側の用水路に飛びました。
間もなく周辺の田はすべて緑いっぱいになりますが、
稲が生長してくるにつれ農薬散布の心配が出てきます。
「和歌山コウちゃん」が安心して生きていくには
周辺の認識と理解がまだまだ必要です。
(2014/06/03 AM4:47~5:58 和歌山市)
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